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相鉄・東急直通で乗り入れネットワークがさらに拡大 今週の注目鉄道ニュース

2022年1月30日(日) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

今週の平日(1月24日~28日)に話題となった鉄道ニュースから、鉄道コム注目の話題をご紹介します。まず一番の話題となったのは、「相鉄・東急直通線」の開業時期の発表。2022年度下半期の開業を目指して建設が進められていた路線ですが、ついに2023年3月の開業が発表されました。

相鉄・東急直通線開業に向け導入された相鉄20000系
相鉄・東急直通線開業に向け導入された相鉄20000系

また、開業後の直通ネットワークについても発表に。相鉄線からは、東急東横線や目黒線、東京メトロ副都心線・南北線、東武東上線、都営三田線、埼玉高速鉄道線への乗り入れ列車が運転されることに。これに加え、副都心線に直通する西武鉄道や横浜高速鉄道みなとみらい線も含めると、8社局15路線にまたがる直通ネットワークが誕生することとなります。

加えて、相鉄・東急直通線開業に向けた準備の一つとして、2022年4月から目黒線系統での8両編成運転開始というニュースも。東急では目黒線用車両の全26本を8両編成とする計画で、直通先の都営三田線でも、5月14日に8両編成の6500形が営業運転を開始します。

もう一つは、東京メトロ有楽町線の豊洲~住吉間と、南北線白金高輪~品川間の延伸事業について、東京メトロが国土交通大臣に鉄道事業許可を申請したニュース。特に前者は営団地下鉄時代から計画されていましたが、東京メトロでは一時期建設に消極的な姿勢を見せており、実現が不透明となっていたこともありました。

有楽町線用の17000系
有楽町線用の17000系

両線の延伸開業は、2030年代半ばの見込み。まだまだ先の話ではありますが、この2路線が開業すると、首都圏の直通ネットワークはさらに拡大することとなります。

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