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京都府の「加悦SL広場」が3月閉園、関西初の鉄道開業時の車両など展示

2020年2月17日(月)15時49分

加悦鉄道2号機関車
加悦鉄道2号機関車

宮津海陸運輸は17日、同社が運営する「加悦SL広場」を、2020年3月31日をもって閉園すると発表した。

加悦SL広場は、京都府与謝野町の鉄道展示施設。宮津海陸運輸の前身である加悦鉄道で活躍した車両などを展示している。展示車両には、関西初の鉄道開業時に使用された鉄道院120形123号(加悦鉄道2号)や、片ボギー台車のキハ101、旧型客車オハ62形を気動車に改造したキハ08形などの貴重な車両が含まれ、うち加悦鉄道2号は重要文化財に指定されている。

宮津海陸運輸は閉園について、展示車両や施設の老朽化により、「お客様の安全を確保し営業を継続する事が非常に困難な環境」となったことを理由に挙げている。

なお、加悦鉄道の保存施設としては、加悦SL広場のほか、NPO法人「加悦鐵道保存会」が管理運営する「加悦鉄道資料館」が、同じ与謝野町内に開設されている。

2020年2月17日(月)15時49分更新

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