JR東日本は2日、2017年春に導入予定のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」のコース設定と運行ルートについて、概要を発表した。春から秋の運転期間では、北海道に乗り入れる3泊4日コースも設定する。
「TRAIN SUITE 四季島」は、同社が導入するクルーズトレイン(豪華列車)。2017年春に運転を開始し、春から秋にかけては、3泊4日と1泊2日の2コース、冬期は2泊3日のコースを設け、各コースで異なるルートを走行する。運行ルートと主な経由地は、3泊4日コースが上野~日光~函館~登別~東室蘭~新函館北斗~青森~弘前~新津~東三条~上野間、1泊2日コースが、上野~塩山~姨捨~会津若松~上野間、2泊3日コースが上野~松島~青森~弘前~一ノ関~鳴子温泉~上野間。宿泊は、3泊4日コースの2日目を除き、いずれも車中泊とする。
同社では、今回の発表にあわせて、東京駅改札外に「GALERIE 四季島」を開業することも明らかにした。開業日は、2016年1月14日(木)。予約制のギャラリースペースとし、クルーズトレインの情報提供などを行う。