東武鉄道は3日、東上線の東武竹沢～男衾間に新駅を設置すると発表した。
新駅は、東上線の起点である池袋駅から約69キロ付近に設置。本田技研工業（ホンダ）の埼玉製作所寄居完成車工場（寄居工場）に隣接する地点となる。駅施設は、プラットホーム1面に線路1本の構成とする。
新駅の設置は、寄居工場のアクセス向上や、周辺の円滑な交通環境の維持、環境負荷軽減を目的とするもの。東武鉄道は新駅設置にともない、東上線の沿線用地を活用したパーク＆ライドの実施などを検討する。
開業時期は、2020年秋の予定。駅名などの詳細については、決まり次第発表するとしている。なお、東武東上線の新駅は、2002年開業のつきのわ駅以来となる。
