JR東日本は13日、2020年春のダイヤ改正概要を発表し、東海道線の特急「サフィール踊り子」の運転開始、「踊り子」の車両置き換え、「スーパービュー踊り子」の廃止について説明した。
サフィール踊り子は、新宿・東京~伊豆急下田間で運転。定期列車と臨時列車を、それぞれ1日あたり上下各1本運転する。車両は新型のE261系を使用。グリーン車やグリーン個室のほか、シートピッチを拡大した「プレミアムグリーン車」、麺などの飲食サービスを提供する「ヌードルバー」を設置する。
料金については、特急料金とグリーン料金は現行の設定を使用。プレミアムグリーン車とグリーン個室は、新たに料金を設定する。
なお、サフィール踊り子の運転開始に代わり、これまで運転してきた特急スーパービュー踊り子は廃止となる。
また、サフィール踊り子とともに運転する特急踊り子については、車両の置き換えを開始する。新たに導入するのは、中央線特急などで活躍してきたE257系のリニューアル車両。一部の踊り子において、既存車両の185系を置き換える。