東京メトロは、3月28日(土)より丸ノ内線全線でワンマン運転を実施する。
丸ノ内線では、支線の中野坂上~方南町間で2004年7月からワンマン運転をおこなっているが、荻窪~池袋間にも拡大する形となる。
ワンマン運転の拡大にあたっては、2006年4月頃よりホームドアと可動式ステップなどの安全設備を導入したほか、ATO(自動列車運転装置)を導入して運転士の業務負担を軽減させた。また、運転席にホーム監視用のモニタを設置したり、異常時に他の列車を緊急停止させる列車防護装置等を全列車に搭載し、輸送の安定性の検証を行ってきた。
東京メトロでのワンマン運転は、南北線、千代田線(綾瀬~北綾瀬間)、副都心線に続いて4例目となる。