京浜急行電鉄は、カメラ映像で顔の「笑顔度」を測定できる「スマイルスキャン」を、7月3日(金)から駅長所在駅(15駅)に順次導入する。
スマイルキャンはオムロンが開発したもので。カメラ画像の中から顔を検出し、目・口の開閉度、目尻・しわ・口角の形状等の情報を読み取り、笑顔の度合いを0~100%で自動測定する。京急では、2010年に予定されている空港線国際ターミナル駅(仮称)の開業等を見据えた接客サービスの向上として、研修時等に笑顔づくりのトレーニングとして使用するほか、駅係員が出勤時や有人改札・定期券発売窓口で勤務する前に、自身の笑顔度をチェックするなどして活用する。
同社では、安全運行や利用者の安全確保だけでなく、「常に自身の最高の笑顔を忘れずに、100%の笑顔でのお客さま応対を目指し、安心して京急をご利用いただけるよう努める」(プレスリリース)としている。