京浜急行電鉄とコンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンは9月30日、京急の駅全売店を「セブン-イレブン」店舗に順次転換すると発表した。今後2年間で約80の全売店を置き換える。
京急線の駅構内の売店は、京急グループの京急ステーションコマースが運営している。これまでは「京急ステーションストア」を展開していたが、今後はフランチャイズチェーンとしてセブン-イレブンを展開する。セブン-イレブン店舗では、公共料金などの代金収納サービスや、セブン銀行のATMが利用できるほか、電子マネー「nanaco」や「PASMO」での支払いに対応し、利用者の利便性が向上する。今後、セブン-イレブンと京急による商品の共同開発や、京急のオリジナルグッズのセブン-イレブン店舗での販売も検討する。
2009年度は10店舗の展開を予定しており、11月13日に品川駅と横浜駅で最初の店舗がオープンする。