JR西日本は15日、新型の近郊型電車「225系」車両の営業運転を12月1日(水)からおこなうと発表した。10月下旬には京阪神の駅で展示会も行う。
225系車両は、JR神戸線やJR京都線などの新快速・快速電車用として「0番代」が110両、阪和線などの快速電車用として「5000番代」が116両が導入される。衝突対策として車体強度が向上されているほか、車内のつり手などの形状や色が目立ちやすいように改善。つり手は、これまでの車両の1.5倍の数になっている。また、車内に設置された液晶ディスプレイで、運行情報やキャンペーン情報が流れる。
225系の営業運転を前に展示会が行われる。神戸駅と大阪駅では10月23日(土)に、天王寺駅と京都駅で同24日(日)に開催され、入場できるのは各駅ともに先着1000人限定。
JR西日本は「はまかぜ」用の新しい特急型気動車「キハ189系」を、11月7日(日)から運転する予定にしており、225系とあわせて新型車両が2車両続けてデビューすることになる。キハ189系も運転開始前に展示会が行われ、場所と日程は、豊岡駅が9月18日(土)、浜坂駅と香住駅が同19日(日)に、姫路駅と神戸駅が10月17日(日)。各駅での入場は先着300~1000人限定となっている。
※詳しい展示会の日時や場所、入場に必要な入場証の配布開始時間は、公式サイトでご確認ください。