名鉄名古屋駅が今月12日に開業70周年を迎える。名古屋鉄道はそれにあわせ、記念台紙の配布などのキャンペーンを実施する。
名鉄名古屋駅は、1941年8月12日に現在のJR名古屋駅前の地下に開業した。当時、名古屋本線は名古屋駅付近を境に西部線と東部線とに分離しており、名鉄名古屋(旧・新名古屋)駅の開業と同時に、まず西部線側の新名古屋~枇杷島橋間が開業。そして東部線側も1944年に神宮前~新名古屋間(東西連絡線)が開業して、豊橋と岐阜の間の線路がつながり、現在に至っている。
名古屋鉄道は、「名鉄名古屋駅開業70周年記念キャンペーン」を実施し、駅の装飾や記念台紙の配布などを行う。名鉄名古屋駅の装飾は、70年にわたる同駅の歴史を振り返る写真シートを、構内の通路や壁、柱などに8月9日から掲出する。記念台紙の配布は、8月12日限定で、70周年のロゴ付き硬券入場券(160円)の購入者に、同駅開業当時の新聞記事を使ってデザインした入場券記念台紙をプレゼントする。記念台紙は、名鉄名古屋駅の中央改札出札窓口にて、限定1000枚、1人5枚まで。そのほか、名鉄名古屋駅構内の対象店舗において「manaca」で支払うと、通常の10倍の「名鉄たまルン」ポイントを付与するキャンペーンも、8月12日から9月22日までの期間で実施する。