JR東日本は27日、12月の週末に利用できる「東北応援パス」を発売することを発表した。
東北応援パスは、東北新幹線の全線開業1周年を記念した企画切符で、12月3日~25日の連続する土休日2日間に、JR東日本全線の普通列車が何度でも利用できる。特急券を別途購入すると、新幹線や特急列車にも乗車できる。価格は、大人用が9500円、子ども用が4000円で、利用開始日の1か月前から利用当日まで発売。JR東日本のほか、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行、伊豆急行の各線も利用できる。
12月にJR東日本エリアで旅行する場合は、複数の乗り放題タイプの切符が利用できる。12月10日以降で特急列車を利用しないのであれば、「北海道&東日本パス」(連続7日間有効、1万円)、「青春18きっぷ」(5日間有効、1万1500円)が安い。特急列車も利用する場合、年末は使用できないが、関東近郊のみなら「ウィークエンドパス」(連続2日間有効、8700円)、JR東日本全域を利用するなら「東北応援パス」(連続2日間有効、9500円)、12月23日からの3連休で使用するなら「スリーデーパス」(連続3日間有効、1万3000円)が使いやすい。