京阪電気鉄道は12日、13000系通勤形車両を新造し、2012年春から営業運転することを発表した。
13000系は4両編成で、5本を製造して、既存の2600系車両のうちの20両を置き換える。2008年に導入したデザインコンセプトを継承し、外観は緑色を基調とした「シティ・コミューター」のデザインに、車内は墨や橙色を取り入れたモダンなデザインとする。車体強度向上を図るなどの安全性を向上させるほか、バリアフリーにも対応する。宇治線を中心に、2012年春から順次運転。
置き換えられる2600系は、2000系の車体や台車を流用して1978年に登場した通勤形車両。2001年から廃車が始まっており、現在は91両が残っている。