三陸鉄道は19日、2013年2月に南リアス線へ新型車両3両を投入することを明らかにした。
新型車両の車体長は18メートルで、定員は36-200形と同じ110人。従来形に比べ、座席の間隔、窓のサイズが広がり、バリアフリー対策の1つとしてドア幅も拡大。客室床面を下げ、乗降用ステップもなくす。また、座り心地のよいシートへの変更、和風の雰囲気の採用も進める。外観の塗色は、従来通り白地に赤帯と青帯という構成を保ちつつ、線に丸みを持たせ、柔らかさ、親しみやすさを表現するデザインとしている。
今回投入する3両は、クウェート国の支援により購入するもの。投入に伴い、東日本大震災の津波被災により使用できなくなった南リアス線所属の車両を入れ替える。投入時期は、2013年2月の予定。