東京メトロと東京急行電鉄は24日、東京メトロ副都心線と東急東横線との直通運転を、2013年3月16日(土)に始めると発表した。日比谷線と東横線との直通運転を廃止することも発表した。
副都心線と東横線との直通運転にあたり、東横線の渋谷~代官山間(1.4キロ)は地下化し、東横線と現在の副都心線渋谷駅とをつなぐ。相互直通運転が始まると、副都心線を経由して、東武東上線・森林公園~みなとみらい線・元町・中華街間(88.6キロ)や西武池袋線・飯能~元町・中華街間(80.5キロ)が、一本の列車で結ばれる。
東横線は、副都心線との直通運転開始にあわせ、中目黒駅から日比谷線への直通運転を終了する。現在1時間あたり2本(昼間時)運転している日比谷線との直通列車は、渋谷方面への列車に変更。来年の3月16日以降、東横線から副都心線方面の列車は、平日朝は1時間あたり24本中20本が、平日昼間や土休日は同18本中14本が、それぞれ直通する予定となっている。
このほか、東急東横線は特急・通勤特急・急行の各列車を、一部をのぞいて10両化する。