京浜急行電鉄は7月31日、羽田空港への「快特」を増発するなどのダイヤ改正を、2012年10月21日(日)に行うと発表した。
品川から羽田空港方面では、日中、交互に運転している「エアポート快特」と「エアポート急行」を、停車駅の少ない「快特」系列に統一し、「エアポート快特」・「快特」を10分間隔で運転する。京急蒲田駅を通過する「エアポート快特」は、現在の20分間隔から40分間隔での運転となり、京急蒲田駅に停車する列車が増加する。一方で、品川→羽田空港国際線ターミナル間の所要時間は、16分台から15分台(「エアポート快特」15分15秒、「快特」15分45秒)となり、スピードアップする。
横浜から羽田空港方面では、日中の「エアポート急行」の本数を2倍に増やし、10分間隔で運転する。横浜→羽田空港国内線ターミナル間の所要時間も29分から26分に短縮となり、利便性が向上する。
今回のダイヤ改正は、京急蒲田駅付近の高架化の完成にあわせて実施するもの。改正日より、平和島~六郷土手間と京急蒲田~大鳥居間(約6キロ)は上下ともに高架線での運転となり、京急蒲田駅は2階と3階それぞれに待避線を設けた2面6線構造の駅となる。