JR東日本のE127系0番台は、9月13日に、南武支線(尻手~浜川崎間)での営業運転開始1周年を迎えました。
E127系0番台は、もとはもとは新潟支社向けに製造された形式。2両編成13本が製造され、うち10本は2015年にえちごトキめき鉄道へ譲渡され、1本は事故により廃車となっています。残る2本も、2022年の末に新潟エリアでの運用を終え、2023年に横浜支社に転属。同年9月に、それまで南武支線で活躍していた205系を置き換えるため、運用を開始しました。
首都圏デビュー1周年を迎えたはずのE127系ですが、9月20日現在、南武支線ではこの形式の姿は見られず、置き換えられたはずの205系のみが運用に就いています。もともと、南武支線用の編成は3本あり、205系は1本が予備として残存することとなっていたのですが、なぜかもう1本も復活しているのです。
JR東日本横浜支社の広報担当部署に聞いたところ、E127系は「当社の規定等に則り運用している」とのこと。現在離脱しているE127系の状態や、その復帰時期については回答がありませんでした。
なお、E127系のうち1本は、9月上旬に武蔵中原駅付近の車両基地から鶴見線の車両基地へと回送された姿が目撃されています。また、もう1本の編成についても、8月中に運用に入った姿が目撃されています。