JR東日本は8日、「大井町駅周辺広町地区開発(仮称)」のまちづくりについて、その名称を決定したと発表しました。
この開発計画は、東急大井町線大井町駅の北側の土地を活用するものです。本開発のまちの名称は「OIMACHI TRACKS」(大井町トラックス)。開発敷地の由来である「車両基地・工場」や、計画の基幹施設となっている「歩行者デッキ・ストリート」のイメージとともに、このまちが未来に向けて発展していく道となることを表現した言葉だとしています。
本開発では、オフィスタワー「OIMACHI TRACKS BUSINESS TOWER」と、ホテル・住宅タワー「OIMACHI TRACKS HOTEL & RESIDENCE TOWER」の、2つの高層ビルを建設。低層階にはアウトモール型商業空間を設けるほか、TOHOシネマズも入居する予定です。また、西側に設ける広場「TRACKS PARK」は、広域避難場所としても活用するほか、隣接地では品川区新庁舎の整備プロジェクトも進められています。
入居するホテルは、JR東日本グループのメトロポリタンホテルズによる「HOTEL METROPOLITAN OIMACHI TRACKS TOKYO」。6階~13階に客室を設けるほか、最上階にはルーフトップバーを設置する予定です。客室などからは、隣接する山手線の車両基地(東京総合車両センター)が一望できるといいます。
OIMACHI TRACKSは、2026年3月の開業を予定しています。