鉄道コム

鉄道コらム

豪華寝台特急「カシオペア」が「超短距離」で運転! たった1日限定、その中身とは?

2024年10月17日(木) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

JR東日本グループのJR東日本びゅうツーリズム&セールスでは、寝台特急「カシオペア」を使用した「カシオペア紀行」のツアーを、11月1日に開催します。カシオペア紀行の企画は、上野~仙台間、上野~青森間など、比較的長い距離を走るものがほとんど。ですが今回のツアーは、上野~取手間という、「超短距離」での運転となります。

豪華寝台特急「カシオペア」
豪華寝台特急「カシオペア」

カシオペアに使われるE26系は、1999年にデビュー。当時は上野~札幌間を定期的に走る寝台特急列車として運転されていましたが、北海道新幹線の開業を前に、同列車は2016年3月に廃止となりました。以降は、カシオペア紀行のような団体臨時列車で運転されており、豪華寝台特急であることに加え、いつでも乗車できるわけではないこと、今では貴重となった客車列車であること、などの理由から、根強い人気をほこっています。

今回のカシオペア紀行は、上野~南流山~取手~金町~取手~南流山~上野間を走行。片道約40キロの区間を約5時間で往復する、ショートトリップです。道中は何度か折り返す行程となっていますが、ツアー申込時の注意事項として、「牽引用の機関車が連結されているため『カシオペアスイート展望室』においても後方展望はご覧いただけません」と記載されていることから、編成は客車の両端に機関車を連結した「プッシュプル」での運転になるようです。

参加費は、「カシオペアツイン」2人利用時が1人あたり4万9000円、同1人利用時が9万円、「カシオペアスイート」メゾネットタイプの2人利用時が1人7万6000円など。なお、記事執筆時点では、「カシオペアスイート」の展望室や「カシオペアデラックス」はキャンセル待ちとなっています。

 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

関連鉄道イベント情報

鉄道コムおすすめ情報

画像

登場時デザイン撮影会で

京急600形30周年にあわせた撮影会が12月に開催。600形デビュー時デザインが撮影会限定で復活。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。