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2024・2025年の干支にまつわる「地下鉄駅」に大注目! 記念のフリーきっぷも登場

2024年12月29日(日) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

2024年の干支は、龍を表す「辰」(たつ)。その次となる2025年の干支は、ヘビを表す「巳」(み)です。この干支が変わるタイミングにあわせて、東京のある地下鉄の駅が盛り上がりを見せています。

その駅は、東京メトロ有楽町線の辰巳駅。終点の新木場駅の一つ前の駅です。駅名には「辰」と「巳」、すなわち2024年の干支と2025年の干支が含まれています。

有楽町線の車両
有楽町線の車両

東京メトロでは、辰巳駅の駅名と同じ干支の切り替わりにあわせ、11月に「『辰年から巳年へ』東京メトロオリジナル24時間券」を発売しました。干支の文字、そして龍やヘビを模した車両のイラストが描かれた、特別仕様のデザインです。また、辰巳駅のコンコースには、干支の切り替わりを記念したフォトスポットや、記念スタンプが設置されています。

辰年から巳年への移り変わりにあわせた辰巳駅オリジナル企画(画像:東京メトロ)
辰年から巳年への移り変わりにあわせた辰巳駅オリジナル企画(画像:東京メトロ)

ちなみに、辰巳駅の由来は地名から。その地名は、江戸城の辰巳の方向にあったことが由来だといいます。十二支は、年だけでなく、時刻(「子の刻」や「丑三つ時」など)や方位でも使われています。方位の場合、辰は東南東、巳は南南東を指すため、辰巳は南東の方角となります。

余談ですが、大阪メトロ千日前線の終点である南巽駅や、その一つ前の北巽駅で使われている文字「巽」も、読みは同じ「たつみ」。こちらは大阪城から見て南東の方角にあったことから地名となり、現在の駅名につながっています。名鉄河和線の巽ヶ丘駅も、由来となった団地の名前が、同様に名古屋から見て南東にあったことから名付けられたのだそうです。

辰巳デザインの24時間券は、東京メトログループの会社が運営するオンラインショップで発売中。オリジナル24時間券の発売期間と、フォトスポット・スタンプ設置は、いずれも2025年1月31日までです。

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