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千葉都市モノレール、2028年までに全て新型車両へ

2021年6月29日(火) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

千葉都市モノレールは、「低炭素化社会への貢献と持続する公共交通」の実現を目指す取り組みの発表において、2028年にも新型の0形への置き換えを終える予定としました。

千葉都市モノレールの0形「URBAN FLYER」
千葉都市モノレールの0形「URBAN FLYER」

0形は、2012年にデビューした、「URBAN FLYER(アーバンフライヤー)」の愛称を持つ車両。これまでに8本が導入されており、16本在籍する同社の車両の半数を占めています。

この0形では、ブレーキを掛ける際にモーターを発電機として活用し、電車線(架線)へ電気を流す「回生ブレーキ」を搭載しています。非搭載車ではブレーキ時に捨ててしまっていた運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、他の電車の加速や駅施設の電力消費などに活用することで、省エネにつなげることができる仕組みです。

新型車両への置き換えによって、1988年の千葉都市モノレール開業時から順次投入された1000形は引退することに。まだまだ活躍の時は残されていますが、タイムリミットが示された形となります。

順次置き換えられる1000形
順次置き換えられる1000形
 

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