千葉都市モノレールは、「低炭素化社会への貢献と持続する公共交通」の実現を目指す取り組みの発表において、2028年にも新型の0形への置き換えを終える予定としました。
0形は、2012年にデビューした、「URBAN FLYER(アーバンフライヤー)」の愛称を持つ車両。これまでに8本が導入されており、16本在籍する同社の車両の半数を占めています。
この0形では、ブレーキを掛ける際にモーターを発電機として活用し、電車線(架線)へ電気を流す「回生ブレーキ」を搭載しています。非搭載車ではブレーキ時に捨ててしまっていた運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、他の電車の加速や駅施設の電力消費などに活用することで、省エネにつなげることができる仕組みです。
新型車両への置き換えによって、1988年の千葉都市モノレール開業時から順次投入された1000形は引退することに。まだまだ活躍の時は残されていますが、タイムリミットが示された形となります。