阪急電車や阪神電車の駅などで営業しているコンビニ「アズナス」。阪急阪神東宝グループが運営する鉄道事業者系の独自ブランドですが、現在、大手コンビニチェーン「ローソン」への転換が進められています。
このブランド転換は、アズナスの親会社であるエイチ・ツー・オー リテイリングと、ローソンの業務包括提携に基づくもの。両社は、「企業価値の向上」や「サステナブルなマチづくりの強化」を目的に業務提携契約を締結。このうち、「両社の店舗開発」として、アズナス全98店舗のローソンへのブランド転換が盛り込まれていました。
関西ではこれまでにも、JR西日本グループや近鉄グループなどが営業していた独自ブランドのコンビニが、大手コンビニチェーンに転換しています。アズナスもこの流れに続く形となっており、阪急電車や阪神電車の駅構内の風景が、今後変わっていくことになります。
アズナスからローソンへ転換した店舗は、7月26日に第1号店がオープン。今後、2021年度中に順次転換してくということです。