今週(11月29日~12月5日)1週間に発表された鉄道ニュース。鉄道コム注目の話題をご紹介します。
まず1つ目は、JR東海の新型車両、315系の報道公開。同社では約22年ぶりとなる新型一般型車両で、2022年3月5日のデビューを予定しています。
8両編成で車内はオールロングシートと、いわゆる「普通の電車」ではありますが、AIによる冷房の自動学習・制御最適化機能を導入し、きめ細やかな空調制御を実現したことなど、従来車両よりも快適性の向上を目指した車両となっています。
2つ目は、阿佐海岸鉄道のデュアル・モード・ビークル(DMV)の運行開始記念便について、予約受付を開始したという話題です。
バス車両でありながら鉄道路線を走ることができる「DMV」。阿佐海岸鉄道ではDMVを初めて本格営業として導入する予定で、いよいよ12月25日に営業運行を開始します。
初日の上下2往復については、乗車希望者の集中が考えられるため、抽選で募集するとのこと。応募方法は、阿佐海岸鉄道のWebサイトに記載されています。また、25日14:02発以降の便については、高速バス予約サイト「発車オーライネット」にて予約を受け付けています。予約可能なのは1便あたり16席~18席。狭き門ではありますが、世界初の乗り物となるDMVの営業運行、興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか。