国鉄末期からJR初期にかけては、一般の電車よりも豪華な内外装の「ジョイフルトレイン」が多く誕生しました。その中でも独特なのが「お座敷車両」。車内を畳敷きにした車両で、団体専用列車に多く使われるジョイフルトレインならではの内装です。
しかし、団体旅行から個人旅行に旅行の主軸が移った今、かつてのジョイフルトレインは下火に。現在JRで残るお座敷車両は、JR東日本の485系「華」が唯一です。
クラブツーリズムが、そんな貴重なお座敷車両「華」に乗車するツアー「デッドセクションを2回通過 友部・下館・国定・高崎で扉開放 お座敷列車華で行く北関東メガループ日帰り旅」を、2022年1月22日(土)に開催します。このツアー列車は、両国駅から成田駅、友部駅、小山駅、高崎駅などを経由して上野駅へ。北関東をぐるりと周遊します。
また、車体こそ載せ替えられているものの、機器類は国鉄時代のものを使用している「華」は、交流電源と直流電源を切り替える「デッドセクション」では電気が消える車両。道中2回通過するデッドセクションでは、関東の定期列車では見られない、電気が消える体験が可能です。加えて、小山駅で水戸線から両毛線へと転線する機会も、このツアーならではの楽しみです。
ツアーの参加には、クラブツーリズムのサブスクリプションサービス「クラブツーリズムパス」の入会が必要ですが、数々の鉄道ファン向けツアーを生み出してきたクラブツーリズムの「鉄道部」メンバーも同行するので、きっと参加者を満足させてくれるツアーになるでしょう。
クラブツーリズム鉄道部によると、今後も鉄道にこだわったツアーを多数開催していくほか、クラブツーリズムパス会員向けコンテンツも増やしていくとのこと。まずはJR唯一となったお座敷列車での貴重な体験ができる旅への参加、いかがでしょうか? ツアーの詳細や申し込みはクラブツーリズムのホームページへ。