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周年を迎えた新幹線、地震被害を受けた新幹線 今週の鉄道コム注目ニュース

2022年3月20日(日) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

今週一週間(3月14日~20日)の中で話題となった鉄道ニュースから、鉄道コム注目の話題をご紹介します。

3月16日に福島県沖で発生した地震では、走行中だった「やまびこ」号が脱線する被害を受けたほか、高架橋も広範囲でダメージを受け、全線復旧までには長期間を要すると発表されています。2022年は、東北新幹線や上越新幹線、秋田新幹線など、JR東日本の多くの新幹線が周年を迎える「新幹線イヤー」ですが、最初の周年を迎える秋田新幹線開業日(3月22日)を前に、痛手を受ける格好となってしまいました。

さて、新幹線の周年企画は、JR東日本だけではありません。東海道新幹線の「のぞみ」は、3月14日に運転開始30周年を迎えました。当初はたった2往復の運転でしたが、次第に列車本数は増えていき、現在では東海道新幹線で最も多く運転される列車となりました。

30周年を向けた東海道新幹線「のぞみ」
30周年を向けた東海道新幹線「のぞみ」

JR東海などでは、「のぞみ」30周年記念きっぷや記念グッズを発売中。名古屋市にあるリニア・鉄道館では、苗字もしくは名前が「のぞみ」「ひかり」「こだま」の場合、入館料が無料となるキャンペーンを、5月8日まで開催しています。

3月16日には、岡山電気軌道の「おかでんチャギントン」も運行開始3周年を迎えました。アニメ「チャギントン」のキャラクター「ウィルソン」「ブルースター」をそのまま再現した車両は、子どもたちのみならず、市民からも大人気だということ。チャギントンのラッピング車両は、大阪や熊本、鹿児島などと、他都市へも広がっています。

3月16日で3周年を迎えた「おかでんチャギントン」
3月16日で3周年を迎えた「おかでんチャギントン」

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