今週一週間(4月4日~10日)の中で話題となった鉄道ニュースから、鉄道コム注目の話題をご紹介します。
まずは車両の去就から。先週はJR貨物のEF67形引退のニュースをご紹介しましたが、今週は東急電鉄の8500系の引退が発表されました。
1975年にデビューした8500系は、1977年に開業した新玉川線(現在の東急田園都市線渋谷~二子玉川間)の主力車両として活躍。後継車両が登場した後も存在感は大きく、2003年の半蔵門線延伸開業後は東武線まで乗り入れる広範囲運用となりましたが、2018年からは8500系の置き換え用に2020系の投入が進み、いよいよ東急線での引退が発表されました。
8500系の引退に向けては、撮影会やツアー列車といった企画が実施されるということ。とはいえ完全引退は2023年1月とのことで、まだしばらくは大きな音を立てて走る8500系の姿を見ることができそうです。
未来の話題もご紹介。大阪メトロでは、淀屋橋駅や大阪港駅など8駅のリニューアルデザインを発表しました。いずれもコンセプトを定めてリニューアルされるほか、大国町駅には車両模型・歴史展示スペースが、大阪港駅には海を望める展望デッキが設けられるということです。