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名物駅弁の変化が話題に 今週一週間の鉄道ニュース

2022年8月21日(日) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

今週一週間(8月15日~21日)の中のニュースの中から、鉄道コム注目の話題をご紹介します。

まずご紹介するのは、JR北海道が17日に導入を発表した、新型の通勤形車両「737系」。札幌近郊や函館エリアで活躍する733系以来となる新型車両です。

新型車両の737系(外観イメージ)
新型車両の737系(外観イメージ)

外観は、これまでの731系や733系のような立体感のある先頭部ではなく、平面的なもの。また、車体の素材には、在来線では735系以来となるアルミ合金が採用されました。2010年代、北海道でのアルミ車体の採用実績はそれほどなかったため、2010年に試験的に735系が導入されていましたが、続く733系では従来通りのステンレス車体。その後も、JR北海道では北海道新幹線を走るH5系以外にアルミ車体を採用していなかったため、約10年越しの本格採用となります。

続いてご紹介するのは、崎陽軒の「シウマイ弁当」。同社の看板商品で、横浜駅を始めとする神奈川県内の主要駅などで販売されています。この弁当には「鮪の漬け焼」が含まれているのですが、世界的なサプライチェーンの混乱などの影響で、なんと必要数を確保することが困難に。そこで同社は、8月17日から23日までの間、これを「鮭の塩焼き」に変更して販売しています。

「鮪の漬け焼」が「鮭の塩焼き」に変更された「シウマイ弁当」
「鮪の漬け焼」が「鮭の塩焼き」に変更された「シウマイ弁当」

弁当の具が一つ変わり、パッケージにも小さく書かれただけ……なのですが、これがなんと大評判に。SNSでは、横浜駅の崎陽軒売店に大行列ができているとの投稿も見られます。たった一週間だけの小さな変更ですが、崎陽軒を愛する人には、見逃せないチャンスだったようです。

 

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