今週一週間(8月22日~28日)の中のニュースの中から、鉄道コム注目の話題をご紹介します。
まずご紹介するのは、東京メトロ丸ノ内線の車両の動き。東京メトロでは27日にダイヤ改正を実施したのですが、これにあわせて、丸ノ内線では車両運用に変化が見られました。中野坂上~方南町間での3両編成による運転が消滅し、丸ノ内線全線の列車が6両編成に統一されたのです。この結果、これまで中野坂上~方南町間で使用されてきた3両編成の02系は、どうやら引退となるようです。
02系は、本線用の6両編成のほか、中野坂上~方南町間用に3両編成の80番台が製造されました。80番台は本線用と異なり、カラー帯に黒色が入っていたり、内装が簡素という違いが見られました。なお、引退の有無について東京メトロ広報部に問い合わせましたが、明確な回答は得られていません。
もう一つ話題となったのが、185系のリバイバル塗装。かつて「新幹線リレー号」や特急「草津」などで活躍していた頃の塗装が再現されることが発表されました。
かつて特急「踊り子」や「草津」などで活躍した185系は、「踊り子」用のストライプ塗装と、「新幹線リレー号」や「草津」などに使用するための横帯塗装の2パターンがありました。紆余曲折を経て現在は前者のストライプ塗装に統一されていたのですが、約25年ぶりに横帯の185系が復活することとなったのです。
185系の横帯塗装は、上野~大宮間の「新幹線リレー号」と接続する新幹線200系をイメージしたものだと言われています。東北・上越新幹線開業40周年を迎えた今年は、E2系による200系リバイバル塗装も登場しています。今後、横帯の185系とE2系リバイバル塗装を乗り継ぐツアーの企画も期待されます。