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JR北海道が新たな観光列車?を導入へ 今週一週間の鉄道ニュース

2022年9月18日(日) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

先週の「一週間の鉄道ニュース」でご紹介した、京都鉄道博物館への「マイテ49形」の収蔵。今週に入ると、はやくも同車を活用したイベントが発表され、館内を走る「SLスチーム号」で乗車できるという驚きの企画が発表されました。

そんな続報などで鉄道ファンを沸かせた今週一週間(9月12日~18日)。この週のニュースの中から、鉄道コム注目の話題をご紹介します。

14日にJR北海道が発表したのが、国や道の助成を受けて導入するH100形電気式気動車。沿線地域のラッピングを施すほか、観光列車での使用も想定し、ボックスシートにはテーブルが設置可能となっています。

導入が発表されたH100形
導入が発表されたH100形

同様の車両といえば、同社が2018年から2019年にかけて改造した、キハ40形の「北海道の恵み」シリーズと「山紫水明」シリーズ。いずれも外観や内装を軽度に改修した車両です。まだまだデビューから日は浅いですが、もともとが老朽化したキハ40形ゆえ、今回のH100形によって置き換えられるのか、という点も注目です。

16日にJR東日本が発表したのが、「オフピーク定期券」の導入。朝ラッシュ時間帯に利用ができない代わりに値段を若干安くするというもので、新聞社などによる同社の深澤社長へのインタビューで導入がたびたび触れられていました。

これまでにも「時差回数券」といったものはありましたが、定期券で時間帯を区切るのはJRでは前例のないこと。とはいえ、会社から定期代を支給されている従業員が多い中、今回の施策がどの程度効果を生み出すのか、今後の経過が気になります。

 

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