今週一週間(12月5日~11日)の鉄道ニュースの中から、鉄道コム注目の話題をご紹介するこのシリーズ。今回、まずはJR西日本のニュースをご紹介しましょう。
JR西日本は9日、「J-WESTチケットレス390」を期間限定で発売すると発表しました。特急列車等での着座通勤トライアルキャンペーンの一環で、大阪~米原・姫路間、京都~福知山間、大阪~関西空港・紀伊田辺間など、通勤利用が見込まれる区間が対象です。
気になるお値段はなんと、全区間均一で390円。もちろん、これに加えて乗車券類が必要にはなるのですが、通常の「J-WESTチケットレス」では450円~1310円であることを考えると、かなりお得ではないでしょうか。利用可能期間は2023年3月中旬から4月28日(金)までで、平日のみの設定です。
もう一つご紹介するのは、相鉄・東急直通線の話題。2023年3月の開業を予定するこの路線ですが、すでにレールは繋がっており、現在は開業に向けた準備が進行中。車両の試運転も進んでおり、12月8日には、東急電鉄の車両が相鉄線内で試運転を実施しました。
過去にも相鉄線内で試運転を実施したことがある東急の車両ですが、日中の試運転は今回が初めて。道中では、相鉄・JR直通線で乗り入れてきたJR東日本のE233系と並ぶシーンも見られたといいます。見慣れない風景に鉄道ファンの注目は高まっていますが、開業までの残り期間は3か月ほど。この光景が日常となる日も、刻々と近づいています。