鉄道コムと鉄道旅行誌「旅と鉄道」は、共同企画として「私の好きな〇〇」の投票を実施しています。今回ご紹介するのは、9月28日から10月24日まで実施した「私の好きな『JRの特急車両』」。投票者のコメントとともに、上位を獲得した車両をご紹介します。
3位を獲得したのは、JR東日本のE353系。特急「あずさ」「かいじ」などで活躍する車両です。「スマートでかっこいい」といった見た目のほか、「山間部を美しく走行する姿がかっこいい」と、その走る姿を評価したコメントが寄せられました。
2位に選ばれたのは、国鉄時代に製造された381系。現在はJR西日本の特急「やくも」で活躍しています。「国鉄型だから」とベテラン車両であることを評価するコメントが多く寄せられました。また、3月に登場した国鉄特急色のリバイバル塗装も、多数の票を集めた要因でした。381系は後継車両の導入が発表されており、引退に向けてますます人気が集まっていくことでしょう。
そして1位を獲得したのは、JR東日本のE257系。2001年に中央本線の特急「あずさ」「かいじ」でデビューし、後に房総特急用も登場。現在は「踊り子」「湘南」でも運転されている汎用特急車両です。バリエーションが多く、コメントの内容は割れていますが、「デザインがお気に入り」「色々な顔がある」といったデザインのものから、「中央線の頃から好きだった」「JR東日本の主力」など、幅広い活躍自体を評価するものなど、さまざまなコメントが寄せられました。E257系は、2023年3月には高崎線の特急にも投入される予定。こちらも今後さらに注目度が上がることになりそうです。