岡山・備後エリア向け227系の愛称が「Urara」と発表されるなど、さまざまな鉄道のニュースが発表された今週一週間(1月30日~2月5日)。これらの中から、鉄道コム注目の内容をご紹介します。
まず一つ目は、都営三田線の発車メロディーの話題。東京都交通局では、3月18日のダイヤ改正を前に、2月4日から同局共通のメロディーへ順次更新すると発表しました。
三田線や、同線との直通ネットワークを形成する東急目黒線、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道線では、かつては同じメロディーを使用していました。しかし、まずは2015年に南北線がメロディーを変更。東急でも、3月18日の相鉄・東急直通線開業を前に、2022年9月から新メロディーの使用を開始しています。加えて埼玉高速鉄道線でも、順次新メロディーに変更されている状態です。
このメロディーはもともと、1991年の南北線開業時に導入されたもので、路線の変遷はありつつも30年以上使用されてきました。SNSではこのメロディー変更に対して惜しむ声が上がっています。
もう一つご紹介するのは、4日に運転された臨時特急「ビューさざなみ」。255系による列車で、東京駅から京葉線を経由して館山駅まで運転されました。
「ビューさざなみ」の愛称は、255系がデビューした当時に使用されていた列車名。「BosoViewExpress(房総ビューエクスプレス)」の愛称を持つ255系を使用するということが判別できるように付けられた名前でした。
今回の臨時列車では、JR東日本の自動放送の「中の人」を担当するアナウンサーの堺正幸さんが、スペシャルゲストとして乗車。「生自動放送」を披露し、乗客を湧かせました。なおJR東日本では、翌週の2月11日にも、同じようにかつての名称を使用する「ビューわかしお」を、東京~安房鴨川間で運転する予定です。