東京俳優・映画&放送専門学校は24日、プロの鉄道カメラマンを育成する「鉄道カメラマンコース」を、2024年4月に開講すると発表しました。
このコースでは、3年間かけて鉄道の撮影スキルを学習。鉄道写真の専門集団「レイルマンフォトオフィス」の代表である山﨑友也さんによる学びのバックアップもあります。また、写真の撮影だけでなく、鉄道番組の制作について学ぶことも。企画力や発想力を身につけ、鉄道番組や旅番組の制作を仕事とすることも可能だといいます。
鉄道写真の撮影といえば、趣味として取り組む「撮り鉄」が一般的にイメージされますが、鉄道雑誌や時刻表の表紙、鉄道各社の広告などでは、プロの鉄道カメラマンによる写真が多数使用されています。しかし、プロの鉄道カメラマンになるには、鉄道以外のカメラマンと同じく、芸術系の大学や専門学校で学ぶことが一般的。鉄道写真に特化した専門学校はこれまで存在しませんでした。
日本初を謳うこのコース、業界の新たな風となりそうです。