3月18日、JRグループや一部私鉄で春のダイヤ改正が実施されました。今週一週間(3月13日~19日)の鉄道の話題といえば、この毎年恒例のダイヤ改正が一番でしょうか。
この日の大きな話題としては、関東では相鉄・東急直通線が開業。相鉄線から東急線を経由して、東京メトロ副都心線や南北線、都営地下鉄三田線などと直通する列車が走り始めました。関西では、大阪駅「うめきたエリア」が開業し、大阪駅に特急「はるか」「くろしお」が停車するようになりました。
ダイヤ改正につきものの車両の動きとして、JR東日本の651系が高崎線特急から撤退したほか、特急「オホーツク」「大雪」で活躍したJR北海道のキハ183系が定期運用を終了。JR東海のキハ85系も、「ひだ」での定期運転を終了しました。ダイヤ改正当日の18日には、和田岬線用の103系R1編成も、営業運転を終了しています。
余談ですが、今回定期運転を終了したキハ183系は、形式としてのデビュー自体は1980年なものの、最後まで残った貫通顔のグループは1986年のデビュー。同じく改正で動きのあったキハ85系(1989年デビュー)とは見た目が大きく異なる車両ですが、デビュー年では3年差というのは少し驚きです。