今週一週間の鉄道ニュースをご紹介。まずは、本日10月14日の「鉄道の日」です。
日本初の鉄道は、1872年10月14日(旧暦9月12日)、新橋~横浜間で正式開業しました。これを記念したのが「鉄道の日」。もとは戦前に「鉄道記念日」として制定されていましたが、これは国の記念日という色が強いということから、私鉄も含めた鉄道全体の記念日とすべく、1994年に「鉄道の日」となりました。
2023年は、この「鉄道の日」制定30周年という記念すべき年。加えて、今年はこの日が土曜日であることから、各地で鉄道イベントが開催される日ともなっています。
もう一つご紹介するのは、東海道新幹線の自動販売機。10月末をもって「のぞみ」「ひかり」での車内ワゴン販売を終了する東海道新幹線ですが、これに代わるサービスとして、10月12日から「のぞみ」停車駅ホームなどへ、ドリップコーヒーやアイスクリームの自動販売機を順次設置していくことが、12日に発表されました。
販売される商品は、コーヒー自販機が東海道新幹線オリジナル商品を含めた13種、アイス自販機がスジャータアイスクリームとサーティワンアイスクリーム。コーヒー自販機では、カップも東海道新幹線オリジナルのデザインです。
スジャータのアイスクリームは、車内販売品ではその固さから「シンカンセンスゴイカタイアイス」の愛称で親しまれる商品です。自動販売機でもおなじみの味が引き続き楽しめることになります。しかし、現在すでに一部駅で販売されている同商品は、車内販売ほどの固さはありません。残念ながら、「スゴイカタイ」商品は、東海道新幹線では10月で食べ納めとなりそうです。