JRグループ発足初期、国鉄からのイメージ脱却を図ったJR各社では、国鉄型とは大きく異なるデザインの車両が次々と登場していました。JR東日本では、そんな発足初期に投入した「スーパートレイン」をテーマとしたスタンプラリー、「JR東日本 スーパートレインスタンプラリー ~平成を駆け抜けたすごいヤツ~」を、1月12日から3月4日まで開催します。
収集対象となるスタンプの設置箇所は、東京駅や新宿駅など、JR東日本の首都圏49駅と、東京モノレール天空橋駅の計50駅。常磐線特急「スーパーひたち」でデビューした651系や、「スーパーあずさ」で活躍したE351系などが、スタンプの図柄となっています。
スタンプ10個を収集し、対象のNewDaysで600円以上の買い物をすると、651系、200系、209系の「スーパートレインアクリルスタンド」のいずれかと、スタンプ帳などが賞品として入手可能。さらに、このスタンプ帳へ全50個のスタンプを押印すれば、コンプリート証や抽選への応募券が獲得できます。また、先述のスタンプ帳へ、盛岡、山形、秋田、新潟、長野の各駅に設置するスタンプを押印し、押印した駅のNewDaysで600円以上の買い物をすれば、各駅ごとに別デザインの「鉄道風景イラストプレート」も入手できます。
スタンプラリーのポスターや、アクリルスタンド、イラストプレートは、イラストレーターのバーニア600さんがデザイン。本物そっくりの緻密な描写が魅力です。
今回のスタンプラリーのポスターでは、651系やE351系のほか、「スーパービュー踊り子」で活躍した251系、「成田エクスプレス」時代の253系、3月に定期列車での運用終了が発表されている255系と、平成初期に活躍した車両がずらり。賞品やスタンプも、「シャークノーズ」の200系やジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」など、特に昭和末期~平成初期に生まれた30代の鉄道ファンを狙い撃ちしたかのような企画です。イベントの参加費自体は無料。賞品購入時の買い物は必要ですし、全スタンプ収集にはそれなりの時間と移動費も必要ですが、「スーパートレイン」に親しんだ方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。