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東急、「導入から20年超え」車両のリニューアル実施へ 対象車両や内容は? 広報に聞く

2024年5月14日(火) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

東急電鉄は、5月13日に発表した設備投資計画において、「車両リニューアルの実施」という方針を示しました。

リニューアル対象となる東急3000系
リニューアル対象となる東急3000系

リニューアルの対象となるのは、導入から20年を超える車両。東急の広報担当部署に質問すると、プレスリリースに画像が添付されている目黒線3000系のほか、東横線の5050系、田園都市線の5000系などが、20年超え車両に当てはまるとのこと。これらを順次リニューアルしていくと説明しています。

2004年デビューの5050系。編成単位では2019年まで製造されていましたが、トップナンバーはデビュー20周年を迎えています
2004年デビューの5050系。編成単位では2019年まで製造されていましたが、トップナンバーはデビュー20周年を迎えています

リニューアル内容については、外装や内装の張り替え、フリースペースの増備といった更新を予定していると、広報担当者は説明しました。外装というと、東急では池上線などの1000系を1500番台にリニューアルした際、外観デザインを変更しています。今回の3000系などのリニューアルでも同様の変化があるのかを質問しましたが、担当者レベルでは不明とのことです。

設備投資計画ではこのほか、大井町線9000系・9020系の置き換えに向けた車両新造の着手を発表。両形式の置き換えは2023年度の設備投資計画で発表されていましたが、今年度にいよいよ置き換え車両が登場することになります。新造車両は、大井町線急行用の6020系をベースとするということ。2024年度は、設計および機器・車両製作を進めるとしています。

 

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