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JR東日本の「豪華寝台特急」が昼に走る! デビュー25周年を記念して「短距離ツアー」で運転 

2024年6月27日(木) 鉄道コムスタッフ 西中悠基

JR東日本グループのJR東日本びゅうツーリズム&セールスは、団体臨時列車「カシオペア運行25周年号」のツアー参加者を募集しています。

E26系「カシオペア」(画像:JR東日本びゅうツーリズム&セールス)
E26系「カシオペア」(画像:JR東日本びゅうツーリズム&セールス)

JR東日本のE26系「カシオペア」は、1999年にデビューした豪華寝台列車です。「カシオペア」が走る上野~札幌間では、1988年の青函トンネル開業にあわせ、寝台特急「北斗星」が登場していました。「北斗星」の約10年後に投入された「カシオペア」は、「北斗星」のさらに上を行く列車として開発。寝台はすべてA寝台個室とし、最後尾からの展望を眺められる「カシオペアスイート」の設置などが話題となりました。

「カシオペア」は、2016年の北海道新幹線開業時に一般旅客列車としての運転は終了しまいましたが、以降も「カシオペア紀行」などの団体臨時列車として、引き続き運転されています。

その「カシオペア」がデビュー25周年を迎えたことを記念して、今回運転が発表された「カシオペア運行25周年号」。運転日は7月16日で、上野~小山間を日中に1往復します。「カシオペア」は、これまでにも上野~仙台間などで日中に運転されたことはありますが、上野~小山間往復という短距離での運転は、珍しいものとなっています。

乗車プランは、もっともベーシックな「カシオペアツイン」や、最上級の「カシオペアスイート」など、6つを設定。大人の価格は、3万6000円~10万5000円となっています。申し込みは「日本の旅、鉄道の旅」ウェブサイトにて受け付けていますが、すでに一部プランは満席となっているものもあるようです。

余談ですが、JR東日本では、国鉄時代に製造された機関車の全廃を発表しています。デビュー25周年と、まだまだ古くはない「カシオペア」ですが、現在この車両を主にけん引するのは、国鉄時代に製造されたEF81形。機関車が全廃された際に「カシオペア」はどうなるのか、いま鉄道ファンから注目を集めています。

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