JR東日本盛岡支社は20日、キハ100系のデビュー時復刻カラー車両によるツアー列車を運転すると発表しました。
キハ100系と、その兄弟車であるキハ110系は、JR東日本のさまざまなローカル線で活躍している車両です。現在は、前面、側面とも白基調で、一部に緑色が入るデザインが基本となっていますが、デビュー当時のキハ100系は、前面が黒色のデザインとなっていました。
今回のツアー列車は、キハ100系が初めて投入された路線である北上線が、全線開通から100周年を迎えることを記念して企画されたもの。今は廃止された「快速きたかみ」として、北上~ほっとゆだ間を走ります。道中、第二和賀川橋りょうでは、線路内に降り立ち、車両を撮影できる時間も設定するということ。同社では、線路内に立ち入ることができる撮影会は、北上線では初めての開催だと説明しています。なお、今回復刻するデビュー時カラーは1両のみ。デビュー当時と一部塗装が異なる部分もあるそうです。
復刻カラー車両に乗車するツアーは、JR東日本びゅうツーリズム&セールスのウェブサイトにて、8月21日に申込受付が始まります。