JR東日本などは8月22日、「サンキュー ちばフリーパス」(正式名はスペース部にハートマーク入り)の秋版と早春版を発売すると発表しました。
このきっぷは、千葉県内の鉄道路線が、連続2日間乗り放題となるきっぷ。県内のJR東日本全線のほか、小湊鉄道、いすみ鉄道、銚子電気鉄道、流鉄、京成電鉄、新京成電鉄、北総鉄道、芝山鉄道の私鉄8社(いずれも千葉県内のみ)と、小湊鉄道、九十九里鉄道、JRバス関東、千葉交通、日東交通、京成タクシー成田の各社バス指定路線、東京湾フェリー(久里浜港~金谷港)が利用可能となっています。また、都区内各駅からフリーエリア内までのJR線往復乗車券がセットとなった「サンキュー ちばフリー乗車券」の設定もあります。
「ちばフリーパス」は、元々はJR線のみで利用できるきっぷとして発売されていましたが、ここ最近は私鉄路線も次々と利用エリアに追加されてきました。今回の秋版・早春版では、新たに京成、新京成、芝山鉄道の3社も利用エリアに追加。これにより、東武、つくばエクスプレス、山万、東葉高速鉄道、東京メトロ、千葉都市モノレール、ディズニーリゾートラインを除く千葉県の全鉄道路線(県内に2駅以上ある旅客事業者のみ)で利用できるようになりました。
このきっぷの発売期間は、秋版が2024年9月1日から10月30日まで、早春版が2025年1月4日から2月27日まで。いずれも連続2日間の有効です。発売額は、「ちばフリーパス」が大人3970円、小児1980円。「ちばフリー乗車券」が大人4790円、小児2390円となっています。「ちばフリーパス」は、千葉県内のJR線の主な駅と久里浜駅の指定席券売機、「ちばフリー乗車券」はJR東日本の都区内の主な駅の指定席券売機での発売です。