JR東日本仙台支社は14日、仙山線の西仙台ハイランド駅と八ツ森駅を廃止すると発表した。廃止日は2014年3月14日(金)。
西仙台ハイランド駅は、付近のレジャー施設「西仙台ハイランド」(現・仙台ハイランド)の利用客向けに、臨時駅として1987年に開業。土休日に定期列車が臨時停車する形で使われていたが、マイカーに押され、利用客が減少。2003年10月からは全列車が停車しない駅となっていた。
八ツ森駅は、「八森スキー場」のスキー客向けに、仮乗降場として1937年に開業。1970年に同スキー場が閉鎖され、利用客が激減した。1987年に臨時列車向けの臨時駅になった後、2002年12月からは全列車が通過する駅になっていた。
同社では、両駅とも今後の使用が見込まれないとし、3月15日のダイヤ改正を機に廃止する。