北神急行電鉄は19日、同社の総合指令所設備を更新し、2014年2月22日に使用を開始すると発表した。
更新する総合指令所設備は、列車運行管理システムや電力管理システムのほか、ホーム監視装置、気象防災システム、光ケーブル伝送網、行先案内制御装置など。1988年の同社開業以来使ってきた設備が老朽化したことから、国土交通省と神戸市の緊急老朽化対策補助制度を活用し、約8億円かけて設備全体を更新した。信頼性の高い部品、装置を採用するほか、各種システムを二重化。列車運行の安全性、安定性を高める。2月22日(土)の始発電車から、新設備で運行する。