JR東日本盛岡支社は27日、JR岩泉線の廃止後、東日本交通の路線バス「岩泉茂市線」が運行を開始すると発表した。
運行開始日は2014年4月1日(火)。運行区間は茂市駅~岩泉病院間で、宇津野停留所から浅内停留所までの間にフリー乗降区間を設定する。フリー乗降区間では、バスの停留所でなくても、運転手への申し出によりバスからの降車、挙手による意思表示でバスへの乗車が可能になる。
初乗り運賃は、茂市~刈屋間が190円、刈屋~中里間と中里~和井内間が各140円、和井内~宇津野間が240円。宇津野停留所以北はゾーン制で、「Aゾーン」から「Eゾーン」の5つのゾーンを設定し、同一ゾーン内の停留所間の乗車は一律140円。
各ゾーンの設定区間は、Aゾーンが宇津野~平井間、Bゾーンがサンパワーおおかわ~舞の子間、Cゾーンが川代~岩手落合間、Dゾーンが下落合~日影間、Eゾーンが尼額~岩泉病院間となる。