JR東日本は4日、スマートフォン向けアプリ「JR東日本アプリ」のサービスを開始すると発表した。各路線の運行情報や、京浜東北線などの各列車の現在位置が確認できる。開始日は2014年3月10日(月)。
アプリの首都圏の運行情報画面では、主要駅の改札付近にある「異常時案内用ディスプレイ」と同じ情報が表示される。列車の現在位置を表示する画面では、京浜東北線を走行している各列車の現在位置と遅れの時間(分)が、路線図とともに表示される。また、「お試し版」として、埼京線・湘南新宿ラインの状況も確認できる。
「My路線」として自分の利用路線などを登録すると、登録した各路線の遅れや運転見合わせなどの運行情報が、アプリのトップ画面に表示される。また、「My駅」として登録した駅の時刻表や構内図、その駅から発車する列車の運行情報、停車駅の一覧も確認できる。
山手線で同日スタートする「山手線トレインネット」に対応。アプリで、乗車位置(号車)や区間にあわせた停車駅の情報、乗車している列車の各号車の混雑状況・車内温度が確認できる。無線LANなどの本サービス用の機器を取り付けた車両が、2014年度内に3編成、2015年度内に全編成で運用する。
アプリを利用可能なOSは、iOS(iOS6.0以上)とAndroid(Android OS 2.3.3もしくはAndroid OS 4.0.3以上)で、ダウンロードは「App Store」または「Google play」から。サービス利用料は無料。3月10日(月)から。