東葉高速鉄道は5日、通学定期旅客運賃の値下げを実施すると発表した。消費税率の引き上げによる運賃の値上げとあわせて2014年4月1日(火)に改定する。
通学定期旅客運賃は現行の運賃から20パーセント程度値下げし、1~3キロ程では4410円(現行5510円)、4~5キロ程では5950円(同7440円)、10~11キロ程では1万570円(同1万3220円)などに変更する。値下げ後の通学定期券は4月1日(火)より発売。
一方、普通旅客運賃などの運賃は値上げする。改定率は平均2.854パーセントで、ICカードの場合は1円単位、切符および定期旅客運賃は10円単位で改定する。これにより、初乗り運賃は、ICカードで乗車の場合は206円、切符で乗車の場合は210円(現行200円)となる。
改定後の定期運賃の平均割引率は、通勤定期運賃が30.8パーセント(現行30.1パーセント)、通学定期運賃が55.6パーセント(同55パーセント)となる。