鉄道コム

昇降式ホーム柵、六甲道駅で試行

2014年3月13日(木)16時7分

六甲道駅設置イメージ(左が3枚扉、右が4枚扉)
六甲道駅設置イメージ(左が3枚扉、右が4枚扉)

JR西日本は12日、昇降式ホーム柵の試行運用をJR神戸線の六甲道駅で行うと発表した。2014年末ごろまでに試行を始める予定。

JR西日本が開発した昇降式ホーム柵は、駅ホームに高さ1.3メートルの柵を設置し、柵に複数のロープを張って乗客の転落を防ぐ設備。列車停車時に、柵の一部とロープを上昇させ、乗り降りを可能にする。同社では、2013年12月から2014年3月末までJRゆめ咲線の桜島駅で昇降式ホーム柵を試行。同駅での現在までの検証結果を踏まえ、JR神戸線の六甲道駅で試行運用する。六甲道駅に設置するホーム柵では、列車停車後の車掌の操作をなくし、列車を検知した時点で自動的にホーム柵を上げる「自動開扉機能」を採り入れ、時間短縮を図るほか、ホーム混雑時に支障物センサが誤検知しないよう、センサを改良する。また、車両数や扉枚数が異なる列車に対する機能と操作、列車到着から発車までの連続動作など、桜島駅では検証できなかった点について、新たに試行する。今回の試行運用にあたり、条件を満たす箇所として、六甲道駅の3番ホーム(上り内側線)を同社は選定。2014年末ごろまでに試行運用を始める。

同社は、学研都市線の京橋駅で、可動式ホーム柵を整備することも発表。同駅学研都市線の1番・2番ホームに、ドアが横に開閉するタイプのホーム柵を設置するもので、2016年春ごろに運用を始める。

2014年3月13日(木)16時7分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 超電導リニアL0系 改良型試験車「M10」投入[2025年夏]
  • 舞浜リゾートライン二次元コード乗車券導入[2025年夏以降]
  • 東急大井町線各駅停車用6020系導入[2025年夏以降]
  • 伊予鉄道ICい~カードサービス終了[2025年9月]
  • 京阪電気鉄道運賃改定[2025年10月1日(水)]
  • 井原鉄道運賃改定[2025年10月1日(水)]
  • 身延線(鰍沢口~甲府間)TOICA導入[2025年秋]

鉄道コムおすすめ情報

画像

【PR】「リセマラ」推奨⁉ のデジタルスタンプラリー

ランダム性が楽しい若桜鉄道のスタンプラリー。豪華な賞品もある企画を体験しました。

画像

東上線に新型「90000系」

「今までにない印象に残る大胆な先頭形状」を採用。9000系置き換え用に2026年デビュー。

画像

京王本線ではない理由とは?

京王の本線格となる路線は、「京王本線」ではなく「京王線」。この路線名となっている理由を探ります。

画像

違う車両のエキスポライナー

323系による特別使用車が使われれると発表されていた「エキスポライナー」。しかし平日朝には別の形式が使用されています。

画像

「元新京成車」扱いどうなる?

4月1日の京成電鉄と新京成電鉄の合併後、元新京成車はどうなる? 京成に取材しました。その将来の分析も。

画像

4月の鉄道イベント一覧

いよいよ新年度。鉄道旅行や撮影の計画は、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。