糸魚川市は16日、北陸新幹線の開業にあわせて糸魚川駅に展示する、キハ52形の塗装カラーの投票受け付けを始めた。
2015年春に開業する北陸新幹線の糸魚川駅は、3階建てで、3階がホーム、2階が改札、1階が糸魚川市の施設になる。糸魚川市は1階に、かつて大糸線を運行していた、気動車「キハ52」の実車を1両展示する。また、かつて同駅構内にあった機関車検修車庫の3連アーチ外観を再現する。このほか、糸魚川駅の歴史などの展示や、HOゲージとNゲージの鉄道模型ジオラマも展示する。
展示するキハ52のカラーリングについて、糸魚川市は投票形式で意見の募集を始めた。投票の選択肢は、国鉄一般色の「朱色・クリーム」、首都圏色の「朱色」、旧国鉄気動車色の「青・クリーム」の3通りで、投票期間は、2014年3月16日(日)から5月31日(土)まで。インターネットや糸魚川駅などに設置した応募箱で受け付けている。