JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州は17日、一般社団法人「国際高速鉄道協会」(International High-Speed Rail Association、略称IHRA・アイラ)を共同で設立すると発表した。
国際高速鉄道協会は、「日本型高速鉄道システム」の国際標準化を推進し、安全な高速鉄道システムの設立を目指す国々に協力する。同協会の設立日は2014年4月1日(火)。設立準備業務はJR東海が担当する。
同協会によると、日本型高速鉄道システムは、平面交差のない高速旅客鉄道専用の軌道と、速度を制御し衝突を防ぐATCシステムの、2つの仕組みによって衝突の可能性を排除する「Crash Avoidance(衝突回避)」の原則に基づいている。