富士急行は22日、JR東日本のICカード「Suica」を富士急行線に導入すると発表した。導入時期は2015年春。
今回のSuica導入は、富士急行線の大月~河口湖間が対象。2015年春に導入し、Suicaで同線の全18駅での入出場を可能にする。Suicaと相互利用している各ICカードでも利用可能。首都圏エリアの各駅から富士急行線各駅まで、1枚のICカード乗車券で移動できるようになる。カードへのチャージサービスは、一部の駅でのみ実施する。なお、富士急行線各駅でのSuicaの発行はしない。
同社グループの路線バスでは、一部を除き、ICカード「PASMO」が利用できるようになっている。同社では、富士急行線でのSuica導入により、富士山エリアでの電車・バスでの移動が便利になるとしている。