南海電気鉄道は10日、空港線開業と空港アクセス特急「ラピート」運行開始20周年を記念して、同特急車両1編成を赤色に塗り替えて運転すると発表した。アニメ映画「機動戦士ガンダムUC」とのタイアップ企画で、赤色は同作品に登場する組織「ネオ・ジオン」のイメージカラー。
今回の塗装変更は、特急ラピートの50000系車両6両1編成が対象。「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)×特急ラピート 赤い彗星の再来 特急ラピート ネオ・ジオンバージョン」として、難波~関西空港間で運転する。「機動戦士ガンダムUC」の新作映画の公開に先だち、2014年4月26日(土)に運転を開始。6月30日(月)まで運転する。1994年9月のデビュー以来、同車両の塗装を変更するのは今回が初めて。また、5号車のスーパーシートでは、ネオ・ジオンを率いる「フル・フロンタル」など3人の登場人物の専用席を設置。スーパーシート利用者に限り、自由に着席・撮影できるようにする。
同社では、「特急ラピート ネオ・ジオンバージョン」の運転開始にあわせ、ネオ・ジオンのロゴなどをデザインした記念特急券引換券、記念入場券の発売もおこなう。特急券引換券は、特急ラピートのスーパーシート用、レギュラーシート用の2種類で、各2枚セット。入場券は特急ラピートαの停車駅6駅分をセットして発売する。このほか、マフラータオルなどの記念グッズも26日から販売する。