北近畿タンゴ鉄道は23日、観光型車両「くろまつ」を2014年5月に導入すると発表した。
「くろまつ」は、昨年4月に運転を始めた「あかまつ」「あおまつ」に続くもので、今回の車両デザインも水戸岡鋭治氏が担当。既存の一般形車両を改造し、外観は黒色を基調に、下部には金色の細いラインとえんじ色の帯を配したデザインにする。車内には、食事などを楽しめるよう、ダイニングテーブルを設置。バーカウンターも設ける。臨時列車「丹後くろまつ号」として、2014年5月25日(日)に運転を始める。以後、金・土・日曜と祝日に運転する。
同社では、くろまつ車両の導入に先だち、5月18日(日)に試乗会を開催する。3つのコースを設定し、各コース30人を募集。5月25日以降と同様に、スイーツコース(福知山~天橋立間)、ランチコース(天橋立~豊岡間)、地酒コース(豊岡~西舞鶴間)を運転する。